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外壁塗装のおすすめ業者
外壁塗装のおすすめ業者
4年前
外壁塗装のおすすめ業者を探すにあたり注意すること
外壁塗装のおすすめ業者を探すにあたり、注意したいことを解説いたします。
外壁塗装のクレームについてです。
外壁塗装におけるクレームは、塗装業者だけに責任を負わせがちです。
事実、外壁塗装業者が全力で良い仕事をしても、実際に塗った塗料の性能のせいで評判を落とすことがあります。
以前、「お客様に喜ばれる、納得のいく仕事をやったぞ」と思うことが出来た現場がありました。
そう思って数年がたったある日、「屋根がもう色あせてきたけどどういうことなの」と、お客様からおしかりを受けたことがあります。
その住宅で使用した塗料は、皆さんも聞いたことのある大手塗料メーカーのものです。
使用したのは、当時メーカーさんがおすすめしていた遮熱シリコンの屋根塗料でした。
もちろん私たち職人は、良い塗料を見極めてお客様に提供する義務があります。
しかし、塗料を比べることをこれまでしてこなかった塗料販売店さんや、塗料を作って販売してきたメーカーさんは、工事の品質の責任は全くないのでしょうか?
現実としてクレームを受けるのは末端の職人です。
塗布量や乾燥時間など、すごく品質にこだわって塗装した結果なのにこういったクレームが起こり、その後はそのお客様と話しにくくなったことを覚えています。
「本当に一生懸命外壁塗装・屋根塗装をしたのに何でこんな目に合うのだろう」
こう思った塗装職人さんや塗装業者はたくさんいるはずです。
それ以来、私はたとえ大手業者であっても、メーカーがすすめる新製品には安易に手を出さないようにしています。
そして、お客様にもなるべく実績のある安心できる塗料をおすすめしております。
この点を踏まえて、塗料販売店勤務歴35年の斉藤さんと「おすすめの外壁塗装業者の見分け方」について対談しました。
筆者
一番最初に斉藤さんに聞きたいと思ったのは、外壁塗装業者選びについてです。
一般の方は塗装工事の際にどこの業者を選んでいいかわからないと思います。
斉藤さんは塗料販売の業界経歴が長いじゃないですか。
私が小学校の時にはもうやっておられましたよね。
塗装業界で仕事をされて実質くらいですか?
斉藤
35年位になるんじゃないかな。
筆者
うちの会社の創業とほぼ同じくらいですね。
塗料を販売すると、職人さんからもたくさん情報が入ってきますよね。
斉藤さんから見て、一般の方が外壁塗装業者を選ぶコツってありますか?
斉藤
信頼性が大事だね。
本当にしっかりとした塗装をしてくれるかどうかだよ。
例えば、3回塗りの時に本当に3回塗ってくれるのかどうか。
必ずやってくれるところがおすすめできる外壁塗装業者だね。
筆者
一般の人には、2回塗っても3回塗っても見た目はほとんど同じなのでわからないですよね。
多少色を変えて塗らないと、何回塗ったかなんてわからない。
斉藤さんが、親戚などに外壁塗装業者選びでアドバイスするなら、「この点に注意しろ」ということはありますか。
斉藤
信頼性の見極めかな。
3回塗りなら3回塗り、2回塗りなら2回塗りと契約通りの作業をするか、しっかりと計量するかどうか、こういったところがポイントだね。
筆者
塗膜の厚みなども一般の方にはわからないですよね。
うちはちゃんと計量していますが、ネットで見たところ、経験を頼りに目分量でやっているところもありますし、中には全く計量していないところもあるようです。
シンナーで塗料を伸ばされてごまかされていても、一般の方にはわからない。
斉藤
3年ぐらいたってからやっとわかる感じだね。
そのくらいの時間がかかるんだよ。
塗装の良しあしを見極めるには。
筆者
一般のお客様にそれだと怖いですよね。
結局、どうやって塗装業者を選べばいいのかわからない。
それについては、どう思いますか。
斉藤
よくあるのは、実績で何件塗ったとか、地元でやっているかどうかなどを聞くことですね。
「どこどこの塗装屋で施工して、年数がこれくらい経ったら状況はこんな感じだよ」という情報を集めると良いね。
小さい業者であっても、納得できるように写真で施工例を示してもらう。
実際に施工を始める前には、デジカメで住宅の状態を撮影してもらい、割れている個所を写真で確認する。
塗装が終わった時にも写真撮影してもらい、塗装状況を確認する。
自分自身が納得することが大事。
筆者
まだどこまでやるか悩んでいるいる人は、そういうことを施工と同時にしてもらえるかどうか、見積もり時に確認するといいですね。
斉藤
そうそう、そうすれば間違いない。
筆者
外壁塗装業者の選択には悩むけれど、ハウスメーカーなら安心感があるかもしれません。
斉藤
塗装店は安いけれど信頼度が‥というようには感じるかもしれませんね。
筆者
最近、お客さんとあって良く感じるのは、インターネットで勉強されている方が多いということです。
ハウスメーカーは、結局、下請けに出しているだけだから、マージンを取られるだけということもわかっている。
でも、インターネット上にはいろんな情報が玉石混合で、お客様も、実際にどうやって外壁塗装業者を選べばよいか悩んでいる。
斉藤
大手は車で言うとディーラーにあたります。
高くても、クレームを出した時はちゃんと対応してくれる。
小さい塗装業者は、街の小さい車屋さん。
そういう小さいところが、「うちはディーラーほど大きくはないけれど、きちんと対応しますよ」というのと同じで、塗装工事でも「すぐにアフターサービスに来ますよ」という姿勢が伝わってくればよいんじゃないですか。
あとは、近いと早く来てくれやすいよね。
こういうことが信用につながる。
塗装業者にとっては、その後の営業にもつながることが大事だよ。
筆者
一般の人にアドバイスするなら、アフターサービスに来てくれるかどうかも大きな目安になるってことですね。
斉藤
メーカーなんかがやっている、50保証とかいうものがある。
あれは、実際にはほとんど保証はない。
メンテナンスしますよ、とは言うものの、「見に来ました。だから、メンテナンス費を下さい」という内容が多い。
筆者
塗料の保証書ってあるじゃないですか。
あれは、実際は色あせとかについて保証されているだけであって、ペンキの剥がれになるとがいへき塗装業者の責任だから、関係ないんですよね。
私たち塗装する側としては、せめて色あせの品質については、しっかりと保証して欲しいのが本音です。
いざ保証書を出してと依頼すると、断られることも多いです。
高い値段の塗料の割に、塗料の品質については、責任を取らずに逃げることもあるように思います。
斉藤
私たち販売店から見たら、塗料の中で余って使わないものがあるっていうのも問題に感じるね。
しっかりと計量していない職人さんが多いから、余るはずのない硬化剤が余っている。
2液型では取材だけが期限切れを起こし、取材と硬化剤のバランスが崩れることがあります。
ということは、ちゃんと入れるべき硬化剤の量が誤っていることがあるんですよ。
ごまかしているわけではないんだけど、測り方があいまい。
だから、メーカーも保証しにくいのかもね。
筆者
ところで、話は変わるんですが、塗料の選び方って難しくないですか。
お客さんはフッ素とかシリコンとかの塗料がある中で、何を選んだらよいかわからない。
私たち塗装業者がフッ素がおすすめですよと言っても、フッ素塗料にもたくさん種類がある。
フッ素の含有量が少なくて実はシリコンより耐久性が低く、長期間の耐久性がない塗料も存在する。
となると、本当は何がいい塗料なのかはすごく難しい。
斉藤
それは塗装業界として決まりごとがないことが問題だね。
昔からそうで、ある塗料メーカーのシリコンは1万円、他メーカーは3万円。
何が違うのかというと、シリコンの含有量が違う。
どっちがいい塗料かって聞かれると、答えるのが難しい。
塗料は数年たたないと結局は実績がでないから。
筆者
塗料の販売店さんは、料理の味比べのように塗料を比べることが出来ないじゃないですか。
タイムラグが長いから。
この塗料が良いですよと言われても、本当に比較するには10年前までさかのぼらないといけない。
こうなると、お客様が塗料を選ぶとなるとやはり難しい。
斉藤
難しいよね。
昔ならペンキが主だったけど、ウレタンになってシリコンになって。
フッ素が長持ちしますよと言われても、本当のところはわからない。
ウレタンでもいいし、シリコンでもいい。
最近ではラジカルなんかもある。
筆者
実際にどれが良いかわからないから、結局見積書にでてくる金額と財布の相談になりますよね。
斉藤
そうなるね。
あとはどれぐらい昔からの塗料で、どれくらい実績があって、安心できるかどうかも判断材料になる。
また、施工業者が、今の塗料を知っているかどうか。
今の主流の塗料の中で、実績としてこの塗料が良いよ、このフッ素が良いよというような
話がでてくることが望ましいね。
筆者
やっぱり、塗料をしっかりと知っている業者が良いということですね。
メーカーのおすすめを鵜呑みにしないで、年数がある程度たっている実績がある塗料がおすすめですね。
筆者
また、話が変わるのですが、よく、2液の方が長持ちするとか、溶剤系と水性では溶剤系の方が長持ちするとか言われていますね。
でも、水性でも塗料によっては塗膜が結構厚くなって長持ちするものもありますね。
斉藤
基本的に耐久性は塗布量によると思いますね。
色変化で言うと、溶剤の方が樹脂とかの関係で劣化が少ないかもしれない。
筆者
色落ちが少ないのは溶剤系ですか。
斉藤
例えば、水性シリコンと溶剤シリコンを比べると、溶剤シリコンの方が色落ちは基本的に少ないように思います。
筆者
順番としては、艶落ちしてから色落ちする感じですよね。
あと、今の塗料ではシリコンとかフッ素とかありますが、その特徴を一言で言うとどうでしょう。
一般の方に説明しようとすると説明が難しい。
樹脂だけでも、そのほかにアクリル樹脂やシリコン樹脂、ウレタン樹脂などもありますね。
ウレタンといえば、例えば、シーリング材にも種類がありますが、そもそもどういうものなんですか。
斉藤
ウレタン樹脂っていう分類しかないね。
中に入っている樹脂の配合量によって呼び方が変わるようだよ。
筆者
イメージで言うと、ウレタンが柔らかくて、シリコンが紫外線に強くて、フッ素の方がさらに紫外線に強いけど柔軟性が悪くてひび割れがしやすいとか。
一般のお客様に説明が難しい。
斉藤
今の話、全部規定されているものではないからね。
それに、少しでもフッ素樹脂が入っていれば、フッ素塗料と謡ってもいい。
10年という長期間経った後で欠点がわかったとしても、メーカーとしてはそれまでの期間販売し続けると、ある程度は売れるからってのもある。
筆者
色あせたからどうしてくれるのってお客さんに言われて困った経験のある業者さんも多く見かけます。
斉藤
このメーカーのこの塗料はおかしいと具体的には言えないけど、本当に悪いものは少ないよね。
その点を考えても、一般の方が塗料を選別するってのは難しいと思う。
塗装自体が塗料だけでは成り立たないから余計にね。
良い塗料もあれば、ちゃんとメーカーの規定通りに現場ではかられていないこともあるし。
筆者
塗料を実際に塗るときの気温や湿度、配合率をちゃんと把握してかを記録したものがあるといいですね。
斉藤
そう言うものがあるかどうかだけでも全然違うね。
筆者
そういうものを自主的に提出してくれる業者さんを選んだほうが良いってことですね。
斉藤
うちは工程ごとに記録を取っていますよって。
経過写真も撮りますよって。
筆者
それでは斉藤さんがおすすめの塗装業者をどうやって選んだらいい?と聞かれたら、どうアドバイスしますか。
斉藤
塗装実績かな。
実績が信頼だから。
きちんと塗装をしていれば、10年くらいたって葉書で施工の案内を出すと、お客さんは戻ってくるし。
塗りっぱなしで終わる業者もあるけどね。
筆者
ありがとうございました。
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