放送大学は学校法人であり、学部及び大学院があります。

放送による授業や全国各地の学習者の身近な場所において面接による授業などを行っています。

放送大学の目的

放送大学の目的は以下の通りです。

①各専門分野における学術研究を通じて新しい教養の理念を追求し、放送を活用して大学教育を行い、併せて広く生涯学習の要望に応えること

➁生涯にわたって学ぶ意欲を有する学習者に対し、学術の理論及び応用を教授し、その深奥を極め、又は高度の専門性が求められる社会的役割を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことによって、文化の進展並びに社会と地域の発展に寄与すること

放送大学の特色

放送大学では、BSテレビ・ラジオ、インターネットなどを通じて、いつでもどこでも学べ、日本全国に設置した学習センターで学友と学べる面接授業が受講できるなど、大学教育の機会を広く提供しています。学士の学位取得ができるほか、大学院も設置し修士号・博士号を目指せる環境を整えています。深い教養を身につける科目以外にも、教員や看護師に関する資格取得等が目指せる科目を多数開設しており、国民の多様な学習ニーズに対応しています。

いつでも、だれでも、自由な学び方を

放送授業をBSテレビ・ラジオで広く放送するほか、インターネット配信も行っており、時間や場所を問わずに学べるしくみえ、大学・大学院ともに学位（学士・修士・博士）取得を目指すだけでなく、学習する目的に合わせて、興味のある分野から好きな科目だけ選んで学ぶ科目履修もできます。さまざまな年代、職業の人たちが自由に学べる環境が整っており、学ぶ意欲があれば、いつからでも何度でも入学して学び続けることができます。

多様で質の高い授業科目の開設

様々な専門分野を持つ専任教員と全国の国公私立大学からの数多くの客員教員による多彩な授業科目を提供しています。2024年度は、放送授業約340科目、オンライン授業約90科目、ライブWeb授業約160科目、面接授業約3000科目が予定されており、基礎科目から専門的な科目まで学習可能となっています。

資格とキャリアアップ

学位取得や生涯学習だけでなく、キャリアアップを目指す社会人、上位資格を目指す教員や看護師の方、定年後のセカンドキャリアを構築したい方など、さまざまなニーズに対応する授業科目やカリキュラムが設けられています。

日本各地の学習センター

日本全国の都道府県に57の学習センターやサテライトスペースを設置しており、地域の特色に合わせた面接授業を開講しています。また、開かれた大学として、在学生に限らず広く地域の方々の学習を支援するために公開講座・公開講演会を開催するほかオープンキャンパス、個別相談会といったイベントの開催、資料配布も行っています。

多様性とアクセシビリティへの配慮

15歳（大学院は18歳）以上の全ての人に開かれた放送大学では、さまざまな方がそれぞれの目的で学んでいます。本学では働きながら、育児をしながら学びたい方、定年退職を迎えたシニア世代、障がいのある方もない方も、皆が平等に学べる各種のサポートを行っています。また、放送大学公式ウェブサイトでは、アクセシビリティに配慮した情報発信を行っています。

※この記事は2024年6月現在の情報（2024放送大学学園要覧）をベースに作成しております。内容が変更になっている場合もございますので、詳細は放送大学または、放送大学千葉学習センターの公式ホームページをご確認ください。